仏壇にお供えするものって?

仏壇に供えるもの…といえば、 ローソクやお線香以外に何を連想しますか?
お花?ご飯?…???
ではそれらを、どうやって お供えするのが正しいのしょうか。
ご供物と供え方、供える意味などを調べてみました。

○お花

お花の美しさから、浄土の風光を仰がせていただく 慈悲の心を意味するものです。
また、仏さまが眺めて楽しむ目的もあるそうです。

供え方は、正面が参拝者の方に向くようにします。花立が2つある(五具足)場合は、 お花が左右同じになるように飾ります。

また、どんなお花を飾るかは、特に決まっていません。故人の好きなお花を飾ってあげるのも良いでしょう。ただし、匂いのきついお花は避けましょう。

枯れかかったお花をそのままにしておくと、参拝する人の心も汚れてしまうため、毎日水を取り替えて、お花を長く美しく保ちましょう。また、枯れかけたら、新鮮なものに取り換えましょう。

○お茶・水

お茶の場合は、家族が飲む前の最初のお茶を供えましょう。 お水は、本来であれば清浄な場所から汲んできたものが 望ましいのですが、水道水でもかまいません。 浄土真宗では、お茶・お水は供えません。 容器は、茶湯器を利用しましょう。

注意したいのが、水難事故で亡くなった方の場合。 水は嫌というほど飲んでいる筈なので、 水をそなえるのではなく、体を温めるお茶が良いです。

他にも火事でなくなられた人や、 南方で戦争で暑い中亡くなった人には、 氷のたくさん入った水を供えます。

○ご飯

炊きたてのご飯を、家族が食べる前に供えましょう。容器は、仏飯器を利用しましょう。

また、味噌汁の好きだった人には味噌汁を、 煮付けが好きだった人には煮付けも、少し供えます。
ただし、お肉やお魚などの動物を殺して作ったものは、 中に入れず、仏壇の前に、お膳をつくって供えます。
仏前に供えるご飯は「お仏飯(ぶっぱん)」といい、 あとで捨てずに家族で食べるようにします。
仏様は自分に供えられたものを、 家族が食べてくれていることを大変喜ぶそうです。

逆に、供えたばかりのものを捨てられると自分は汚いものと扱われたという気分になるので、気をつけるようにしましょう。

○お菓子・果物

季節の初物や、故人の好物などを供えます。いただき物の場合は、いただいた方ではなく、受け取った方の家族が仏前に供えます。容器は、高月や小皿を利用しましょう。

○精進料理

命日やお盆、お彼岸には、精進料理を供えます。容器は、霊供膳を利用しましょう。